以前から気になっていた本、「世界の食を愉しむ Best 500」を読みました。こちらは本屋さんで見かけて、図書館にリクエストした本の一つです。
- いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 世界の食を愉しむBEST500 [コンパクト版]/日経ナショナルジオグラフィック社
- ¥2,940
- Amazon.co.jp
300ページ以上に渡って、世界のさまざまな食について、写真とともに紹介した一冊。読んでいるとまた旅行にでかけたくなるような魅力的な内容で盛りだくさんでした。
「1.地の物と出会う」ではスペインのハモン・イベリコ、モデナのバルサミコ酢や歴史ある食料品店(ダルマイヤー、フォション、マイユなど)など
「2.市場に出かけよう」ではロンドンのバラ・マーケットや私も先日行ったスペインのボケリア市場(サン・ジョセップ市場)など
「3.旬の味を楽しむ」では菜園レストラン(私が一度行ってみたいロンドンのピーターシャム・ナーサリーなど)やフィンランドのザリガニパーティー、ドイツのアスパラガス祭り、ブルゴーニュのぶどうの収穫、英国のいちごの季節など
「4.キッチンへようこそ」では観光客でも参加できる料理教室の紹介(イタリアの料理教室トップ10)やフランスの名門、コルドンブルーなど
「5.食べ歩き、屋台は楽し」では大阪のたこやき、韓国式ファーストフード、英国のフィッシュ&チップスなど
「6.偉大なる食の都」ではマニラの豚の丸焼き(棒に刺した状態で並んだ豚の写真が衝撃的でした!)やロンドンのレストラン(かつでは笑い話のネタになるほどまずさに定評のあったイギリス料理も現在世界的に有名なシェフがわくわくする料理を生み出していると紹介されていました!)、スペインのバスクの料理(人口に対するミシュランの星の数が世界一の食の都です)など
「7.究極の美食を求めて」では日本の懐石料理、休業中のスペインのエル・ブジ、世界の名シェフの紹介など
「8.酒神バッカスの贈り物」ではカリフォルニアのワインの新天地、ソノマやミュンヘンのオクトーバーフェスト、フランスの小さなシャンパンメゾン、セビリアのシェリーとタパスなど
「9.スイーツの誘惑」ではウィーンのカフェ、ローマのジェラート、ブリュッセルのチョコレート、英国のベティーズ、同じく英国のデボンシャーのクリームティーなど
が紹介されていました。
世界の食の奥深さを感じる一冊です。見ているだけでももちろん楽しいし、この本で見た、美味しいものが食べられる街に旅にでかける計画をたてるのも楽しいだろうなと思いました。