とっても気になるタイトルの本、マユミ・チャップマンさんの「プリンセスのティーテーブルLesson」を読みました。
マリー・アントワネット
ヴィクトリア
ジョゼフィーヌ
シャーロット
エリザベート
マリア・テレジア
エリザベス2世
カトリーヌ・ド・メディシス
です。
ちなみに表紙のコーディネートはマリー・アントワネットがテーマ。カップ&ソーサはリモージュのアヴィランドでクロスはガルニエ・ティエボーを使った上品で洗練されたテーブルです。パンダを使ったフラワーアレンジメントもとっても素敵ですよね。
英国好きとして気になるのはヴィクトリア女王とエリザベス2世をテーマにしたコーディネート。
ヴィクトリア女王のティーパーティーのテーブルのテーマは南国、食器はヘレンドのヴィクトリアブーケでした。ヘレンドが世に広まったのはヴィクトリア女王によってという逸話もあるそう。
こちらのテーブルに添えるスイーツとしてフルーツケーキのレシピも紹介されていました。チャールズ皇太子のウエディングの引き出物にも使われたというイギリスの伝統的なケーキとのことです。
エリザベス2世のティーテーブルはアフタヌーンティーがテーマ。エリザベス女王はバッキンガム宮殿にいらっしゃるときは毎日アフタヌーンティーを楽しむそうです。
カップ&ソーサやディナー皿はウエッジウッドのターコイズ色のシリーズが使われていました。シルバーのティーポット、クリーマー、シュガーポットはイギリスを代表する銀器ブランド、マッピン&ウェッブのものです。
スコーンやサンドイッチもとっても美味しそう。こんなアフタヌーンティーを女王も楽しんでいるのかしら、などと想像しながら拝見しました。
他にもヘレンドのウィーンのバラを使ったエリザベートのティーテーブルやバラのアレンジメントが素敵なジョゼフィーヌのテーブルなど、どのプリンセスのテーブルもとっても素敵でうっとりしてしまいました。