丸山洋子さんの「食空間クリエーションのテクニック」という本を読みました。
食空間クリエーションのテクニック: おもてなしの基本からパーティーコーディネートまで 3,024円 Amazon |
Chapter1は食空間クリエーションの基本。テーブルコーディネートのレッスンで教わったことを思い出しながらじっくり読ませて頂きました。写真がたくさんあってとってもわかりやすいのがいいですよね。例えばイメージについての項目ではクラシック、エレガント、カジュアル、ロマンティック、ナチュラル、モダンの説明があるのですが、それぞれのテーブルイメージが写真付きで紹介されていて、理解しやすかったです。
Chapter2はシーン別テーブルコーディネートとして、ブレックファーストテーブル、ブランチテーブル、ティーテーブルなどのバリエーションが紹介されていました。
この中でとってもキュートなテーブルだったのが「小さなレディのためのアフタヌーンティーパーティー」のテーブル。イギリスでは「ナーサリーティー」と呼ばれる子供のためのお茶会があるそう。女性たちの伝統的な社交の場であるアフタヌーンティーのマナーを身につけるためのものとのことです。今回のパーティーのゲストは10~12歳の女の子たち。小さなレディから「かわいい!」と歓声があがるような、プリティなイメージでコーディネートしたというテーブルは大人の女性でもキュンキュンしてしまいそうな可愛らしさあふれるテーブルでした。
英国好きとしてもう一つ気になったのがイレブンジスのティータイムのコーディネート。午前11時のお茶の時間のテーブルです。ガゼボに包まれたガーデンでのティータイムのテーブルは物語にでてくるような素敵なテーブルでした。
Chapter3は記念日がテーマのテーブルクリエーション。バレンタインのテーブルでは「若い女性に人気のファッションメーカーのオーナーからのオーダーを受けてコーディネート。いつもトレンドに追われ、ハードな仕事をこなしているスタッフにサプライズ・ティーブレイクを」というテーマがとってもオシャレ。ロマンティックなイメージでコーディネートされたそのテーブルはスイート&ラブリーな雰囲気でこんなおもてなしをされてみたい!と心から思ってしまうようなテーブルでした。
紹介されていたどのテーブルもとっても洗練されていて素敵なだけでなく、テーマやコンセプトも魅力的なものばかり。テーブルコーディネートに興味がある方におすすめの1冊です。