英国菓子・料理研究家、砂古玉緒さんの「イギリスの家庭料理」という本を読みました。この本は料理本のアカデミー賞「グルマン世界料理本大賞 2016」の外国料理部門において大賞を受賞したそう。どんなお料理が紹介されているのかしら、と楽しみにしていました。
- イギリスの家庭料理/世界文化社
- ¥1,728
- Amazon.co.jp
パート1ではイギリス料理といって最初に思いつく、イングリッシュ ブレックファーストの紹介です。
フルブレックファーストはもちろん、デイリーブレックファーストとしてポテトパンケーキやクランペット、ウェルッシュレアビットなどが紹介されていました。
パート2はサンデローストとコールドランチ。日曜日のお昼のごちそう、サンデロースト。ローストビーフやローストポークなど、私も大好きです。
普段の日のお昼はコールドランチ。サンドイッチやチーズやフルーツぐらいしか食べないそうです。
ここのパートにはおやつの時間としてスコーンやスティッキートフィープディング、ブリティッシュキャロットケーキのレシピも紹介されていました。スイーツ好きにはこちらも気になりますよね。
パート3ではいつものスープとしてチキンスープや長ねぎとポテトのスープ、トマトのスープなどが紹介されていました。寒い冬にあったかいスープがぴったりです。
パート4はメインディッシュ。イギリスでよく食べたオーブン料理や定番のフィッシュアンドチップス、スコッチエッグなどの揚げ物、コテージパイやシチューなどが紹介されていました。
パート5はじゃがいもと野菜の料理です。イギリス留学中はたくさんのじゃがいもやゆでた野菜を食べたことを思い出します。
パート6はクリスマスの料理としてローストターキーやクリスマスプラムプディング、そしてイースターのティータイムとしてホットクロスバンズのレシピが掲載されています。
レシピとともについている砂古さんのコメントを読むのも楽しみの一つ。例えばイースターエッグハントは子供が中学生や高校生になっても学校であったりするそうです。
たくさんのイギリス料理が紹介されていて、どれも美味しそうなレシピばかりの一冊。イギリス料理の魅力がますます広まったら嬉しいなって思いながら読みました。
#英国アンバサダー