中村美香さんの「ミセス美香のはじめての美的ハウスキーピング」を読みました。
- ミセス美香のはじめての美的ハウスキーピング/KADOKAWA/メディアファクトリー
- ¥1,296
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美香さんの1冊目はサロンのレッスンを集約したもの、2冊目は物の持ち方と収納に特化したもの、そして今回の3冊目は新しい人生をスタートする方にささげたい本とのこと。
内容もお部屋の整え方から掃除&洗濯レッスン、料理&おもてなしレッスン、買い物の仕方、家族との快適な関係の作り方までまで幅広いものになっていて、一人暮らしもしたことがない私にはとっても勉強になるアドバイスばかりです。
ドキッとする一言もいくつものっていて、例えば、100円ショップで買った爪切り一つでも、どんなに安いものでも処分する時は胸が痛むというコメント。ついつい安いからと買ってしまうことも多いのですが、そんなものでも捨てる時に迷ってしまうので買う前からよく考えなければいけないですよね。
そして「目新しい食品を気の向くままに買うのはやめましょう」というのも説明を読んで納得。食べてみたいな、面白そうだなと思ったものを買った時は早速今日の夕飯や明日の朝ごはんで取り入れることを決めて実行するとよいそう。とりあえず買った物は、目的がないので忘れるのも早いそうです。
お料理編ではたとえばメニューの基本はお肉とお魚を交互にして野菜をプラスするそう。そして洋食が2日続かないよう心掛けているそうです。なんとなくでもルールを考えておくとメニューを考えるのも楽になりそうですよね。
「冷蔵庫には空の棚を作っておくようにしましょう」という一言にもハッとさせられます。冷蔵庫はいっぱいなのが当たり前と思ってしまっているところがあるのですが、空の棚があると作ったものなどを保存する時も楽にできそうですよね。
一つ一つのアドバイスになぜそれがよいのかがのっていて、とても勉強になる一冊です。