ずっと気になっていた多賀谷洋子さんの「美しくなるチーズレシピ」を手に取ってみました。
美しくなるチーズレシピ: “チーズは太らない!”ダイエットも、アンチエイジングもチーズにおまかせ!/誠文堂新光社
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チーズは大好き!なのですが、どうしても食べ過ぎると太るし、という心配がありますよね。この本ではChapitre1で知られざるチーズの魅力とパワーをたっぷり紹介してくれています。それによるとチーズは脂肪分が多くて太るイメージがあるが、たんぱく質、脂肪、カルシウム、ビタミンの宝庫とのこと。しかもバランスよく吸収されやすい形になって溶け込んでいるので、実は体にとてもやさしい万能栄養食品とされています。
気になる脂肪についてですが、チーズの脂肪は細かい脂肪球にまで分解されているため、食べてもほとんどがすぐに消化されてしまうそう。されにこの脂肪には脂質代謝をアップさせるビタミンB2がふくまれているため、太る心配は無用です!、と説明されていました。もちろん食べ過ぎには注意しなければいけないと思いますが、もっと積極的にチーズを取り入れたい気持ちになってきました。
フレッシュタイプ、白カビタイプ、青かびタイプなど、それぞれのチーズによっても詳しく説明されています。
後半はお楽しみのレシピ集。美味しそうなレシピがたくさん紹介されていました。日本はチーズが高いのでいろんなレシピを試すのにちょっと躊躇するところはありますが、カマンベールとじゃがいもを使ったミニガレットや最近話題のタルティーヌ、ミラノ風カツレツのパルミジャーノ風味など作りやすいものもありました。
そしてこの本のもう一つうれしいのが著者が食空間コーディネータということ。レシピのページの写真が素敵な食器やクロスなどを使ってスタイリングされていて、見ているだけでうっとりしてしまいます。
美味しいチーズを食べて、少しでも美しくなれたらいいなって思います。